片頭痛──生活の質を下げるつらい頭痛
どんな症状か
片頭痛は、脳の血管や神経の異常な反応によって起こる頭痛の一種です。
- 片側にズキズキとした痛み
- 吐き気や嘔吐を伴う
- 光や音、においに敏感になる
- 動くと痛みが悪化する
数時間から数日続くことがあり、仕事や家事、学業に支障をきたすこともあります。
原因
片頭痛の明確な原因はまだ解明されていませんが、脳の血管や神経の異常な働きが関係していると考えられています。
- ストレスや緊張の反動
- 睡眠不足や寝すぎ
- ホルモン変動(月経や更年期)
- 天候や気圧の変化
- 強い光や音、におい
- アルコール(特に赤ワイン)、チョコレート、チーズなどの食品
今できる対処法・予防法
片頭痛は完全に防ぐことは難しいですが、日常の工夫で発作を減らすことができます。
- 生活リズムを整える:規則正しい睡眠と食事
- ストレス管理:ヨガや呼吸法、リラックス時間を持つ
- 頭痛ダイアリーをつける:発症のきっかけを把握
- 刺激を避ける:強い光や音、人混みを避ける
- カフェインの適度な摂取:初期の片頭痛に有効な場合がある
受診の目安
以下のような場合は、医療機関での受診をおすすめします。
- 月に何度も片頭痛が起こる
- 痛みが強く、日常生活に支障がある
- 市販の鎮痛薬が効かない
- 手足のしびれ、言葉のもつれ、視覚異常を伴う
これらは別の病気が関与している可能性もあるため注意が必要です。
検査方法・治療法
片頭痛は問診と症状の特徴で診断されることが多いですが、必要に応じてCTやMRIで他の病気を除外します。
治療は以下のように行われます。
- 発作時の治療:トリプタン製剤、鎮痛薬
- 予防的治療:抗てんかん薬、降圧薬、抗うつ薬などを使用
- 生活習慣の改善:発症のきっかけを減らす
まとめ・アドバイス
片頭痛は「ただの頭痛」ではなく、生活の質を大きく下げる病気です。
適切な治療で発作の頻度や重さを軽減できることが多いため、我慢せず相談してください。
名古屋市内には頭痛外来や神経内科を備えた医療機関も多く、専門的な治療を受けることが可能です。
監修者
武藤 奈月 先生
武藤クリニック





