むくみ──体のサインを見逃さないで
どんな症状か
「むくみ(浮腫)」とは、体の中に余分な水分がたまって皮膚や組織が腫れぼったくなる状態を指します。
- 朝起きたときに顔やまぶたが腫れている
- 長時間立ったあとに足がパンパンになる
- 靴下の跡がくっきり残る
- 指輪が抜けにくくなる
一時的なものもあれば、病気が隠れていることもあります。
原因
むくみの原因は多岐にわたります。
一時的なもの
- 長時間の立ち仕事・デスクワーク
- 塩分のとりすぎ
- アルコール摂取
- 睡眠不足やホルモンバランスの変化
病気が関係するもの
- 腎臓の病気(ネフローゼ症候群など)
- 心臓病(心不全など)
- 肝臓病(肝硬変など)
- 静脈瘤やリンパの異常
- 甲状腺の病気
今できる対処法・予防法
日常生活でできる工夫は次の通りです。
- 塩分を控える:外食や加工食品は塩分が多いため注意
- 水分をしっかりとる:適度な水分補給はむしろ循環を改善
- 軽い運動やストレッチ:ふくらはぎの筋肉を動かして血流を促す
- 足を高くして休む:心臓より高く上げて横になる
- 弾性ストッキングの使用:特に立ち仕事や飛行機移動のときに有効
受診の目安
次のような症状を伴う場合は早めに医療機関を受診してください。
- むくみが急に強くなった
-いつもの指輪が抜けなくなった、入らなくなった - 片足だけにむくみがある
- 息切れや動悸を伴う
- 尿の量が減っている
- むくみが長期間続く
検査方法・治療法
病院では血液検査、尿検査、超音波検査などを行います。
治療は原因によって異なります。
- 生活習慣の改善(食事・運動)
- 利尿薬の使用
- 基礎疾患(心臓・腎臓・肝臓・甲状腺などの病気があれば)その治療
まとめ・アドバイス
むくみは「疲れや塩分の取りすぎ」で起こることも多いですが、ときに心臓や腎臓、甲状腺の病気のサインであることもあります。
名古屋市内には内科や循環器科、腎臓内科、内分泌内科などむくみの検査ができる医療機関が多数あります。
「よくあること」と放置せず、違和感を感じたら早めに相談してみましょう。
監修者
武藤 奈月 先生
武藤クリニック





