腰痛──多くの女性を悩ませる国民病

どんな症状か

腰痛は「腰に痛みや違和感を感じる状態」を総称する症状です。

  • 鈍い痛み、重だるさ
  • 動かすと強くなる痛み
  • 朝起きた時にこわばりを感じる
  • 下肢のしびれや痛みを伴うことも

厚生労働省の調査でも、腰痛は日本人が自覚する症状の上位に入っており、男女問わず非常に多い訴えです。


原因

腰痛の原因は多岐にわたり、はっきり特定できない場合もあります。

よくある原因

  • 長時間の同じ姿勢(デスクワーク、スマホ操作)
  • 筋力低下や運動不足
  • 冷えや血流不良
  • 精神的ストレス

病気が関与する場合

  • 椎間板ついかんばんヘルニア
  • 変形性腰椎ようつい
  • 脊柱管狭窄症せきちゅうかんきょうさくしょう
  • 骨粗しょう症による圧迫骨折
  • 婦人科疾患(子宮内膜症、卵巣腫瘍しゅようなど)や泌尿器疾患


今できる対処法・予防法

日常でできる工夫は次の通りです。

  • 正しい姿勢を保つ:座るときは深く腰掛け、背もたれを活用
  • こまめにストレッチ:1時間に1回は立ち上がって体を伸ばす
  • 筋力トレーニング:体幹や腹筋を鍛えることで腰の負担を軽減
  • 温める:入浴や温熱シートで血行を改善
  • 体重管理:肥満は腰への負担を増やす


受診の目安

次のような症状がある場合は医療機関の受診をおすすめします。

  • 強い痛みが数日続く
  • 足のしびれ・脱力を伴う
  • 発熱、体重減少を伴う
  • 排尿・排便障害がある
  • 外傷後に痛みが出た

これらは重篤じゅうとくな病気のサインである可能性があるため、早めの検査が必要です。


検査方法・治療法

整形外科を中心に、必要に応じて婦人科や内科でも検査が行われます。

  • 画像検査:レントゲン、MRI、CT
  • 血液検査:炎症や腫瘍の有無を確認

治療は症状や原因に応じて:

  • 薬物療法(鎮痛薬、湿布、筋弛緩きんしかん薬)
  • 理学療法(ストレッチ、リハビリ)
  • 生活習慣改善(運動、姿勢指導)
  • 必要に応じて手術


まとめ・アドバイス

腰痛は「よくある症状」ですが、生活に大きな支障をきたすことがあります。
また、ときに重大な病気のサインであることも忘れてはいけません。

名古屋市内には整形外科、リハビリ科、婦人科など腰痛に対応できる医療機関が多数あります。
「ただの腰痛」と放置せず、症状が長引いたり悪化した場合は医療機関を受診しましょう。

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